クシシュトフ・ポロネク(ヴァイオリン) クラクフ生まれ。ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団のコンサートマスターであり、ベルリンのヘルベルト・フォン・カラヤン・アカデミーやベルリン音楽アカデミーでも講師を務める。トマシュ・トマシェフスキー、トーマス・ブランディス、シュムエル・アシュケナージ、フェレンツ・ラドシュ、ピーター・クロッパー、ザハール・ブロン、イヴリー・ギトリス等のもとで学び、マスタークラスを受けた。 自身のピアノ三重奏団「ベルリン・ピアノ・トリオ」は、数々のコンクールで優勝を重ね、同世代を牽引する三重奏団と見なされている。 ソリスト、室内楽奏者、オーケストラ奏者としても、世界中の最も名高いホールでコンサートを行なっている。 オラフ・マニンガー(チェロ) 1978年からヤーノシュ・シュタルケルに師事し、85年から91年にかけては、ボリス・ペルガメンシコフに学ぶ。 1995年にベルリン・フィルハーモニー管弦楽団に入団。96年、ソロ・チェロ奏者に昇格。97年から2002年までは、同団のメディア活動管理会社の取締役を務めた。 また02年の財団法人ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の設立以降は、財団役員を務めている。現在、同団のメディア代表として活躍。映像配信サービス「デジタル・コンサートホール」の発足に貢献し、08年からは、その運営会社、ベルリン・フィル・メディアの取締役を務めている。室内楽奏者としては、「ベルリン・フィル12人のチェリストたち」のメンバーでもある。 オハッド・ベン=アリ(ピアノ) イスラエル生まれのピアニスト・作曲家、文化事業家。12歳でソリストとしてキャリアをスタートした。その翌年、テルアビブ大学に入学、ピアノと作曲を学ぶ。ピアニストとしては、ミュンヘン国際音楽コンクール等で優勝、リサイタルやオーケストラ出演、室内楽の共演に世界中から招待を受ける。 2010年よりベルリン在住。14〜24年までベルリン・IDフェスティバルの芸術監督。現在は、アンサンブル「ビトゥイーン・ワールズ」を率いており、同アンサンブルは25年夏にドイツ・グラモフォンからデビューアルバムをリリース。 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団とは緊密な関係を築いており、楽団メンバーと定期的に室内楽奏者としてツアーを行なっている。また作曲家としても活躍する。