ウィーンHABE弦楽四重奏団
2014年ウィーン交響楽団 コンサートマスターのアレクサンダー・ブルグガッサーと首席ヴィオラ奏者 ヨハネス・フリーダー、そして首席チェロ奏者 ミヒャエル・フォークトがアンサンブルを始める。そこにウィーン・フォルクスオーパー管弦楽団第１ヴァイオリン奏者を務める三輪 愛が加わり、2015年春に「HABE」を結成。
このグループの名前の由来は、4人が特に「弦楽四重奏の父」と呼ばれたハイドン、そしてまた弦楽四重奏の歴史に大きな影響を及ぼしたベートーヴェンに、各々の音楽的スタイルの共通点を見出すことが多かった為、その二人がこのカルテットの活動の軸となる事を象徴している。
また、アレクサンダー・ブルグガッサーと三輪愛は同時期にウィーン音楽大学にて教育の第一人者であったフランツ・サモヒル氏に師事し、演奏解釈の基礎を学んだことより、このカルテットにおいてもその基盤を活かし、今後もレパートリーに反映していけるだろう。
結成以来、ウィーンで数多くのコンサートに出演。2017年秋にはウィーン・コンチェルトハウスにてユリア・フィッシャーと共演するなど注目を集めている。
●ヴァイオリン：アレクサンダー・ブルグガッサー（ウィーン交響楽団 コンサートマスター）
●ヴァイオリン：三輪 愛（ウィーン・フォルクスオーパー管弦楽団 第1ヴァイオリン奏者）
●ヴィオラ：ヨハネス・フリーダー（ウィーン交響楽団 首席ヴィオラ奏者）
●チェロ：ミヒャエル・フォークト（ウィーン交響楽団 首席チェロ奏者）

三輪 郁