加藤 美緒子（ピアノ）
大阪生まれ。
東京芸術大学付属高校を経て東京芸術大学ピアノ科卒業。安宅賞受賞。
第39回日本音楽コンクールピアノ部門第一位受賞。西ドイツ政府給費留学生（D.A.A.D.）として渡独し、西ベルリン音楽大学卒業。その後ローマ、ロンドンで研鑽を積む。Gerhard Puchelt（ベルリン）、Renzo Silvestri（ローマ）、Louis Kentner（ロンドン）等に師事。
ショパンコンクール、ディプローム、マリア・カナルスコンクール、ジュネーブコンクール（ブロンズメダル）、第2回ルービンシュタインコンクール（イスラエル）等に入賞。大阪文化祭奨励賞受賞。
日本、ドイツ、オーストリア、イタリア，スイス、イギリス等でリサイタル、室内楽、オーケストラと共演等の演奏活動を行う。
日本に帰国後は、リサイタルの他、バルトーク弦楽四重奏団、マリオ・ブルネロ、クラウス・カンギーサー（チェロ）、ビルギッタ・ノルドファルク（アルト）、エワルト・ダネル、アニー・シュナルヒ（ヴァイオリン）、他内外の演奏家と室内楽や歌曲伴奏で共演。
オーストリア滞在中はフォアアールベルク州立コンセルヴァトーリウムで講師を務める。
現在愛知県立芸術大学教授として後進の指導に当たる。