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KAZUMA MIURA Special Live in Osaka
三浦一馬 バンドネオン・ソリスト
   
   
三浦 一馬


●バンドネオン:三浦 一馬
●ピアノ:山田 武彦



2012年 2月25日(土)14:00開演(13:30開場)
会場:大阪倶楽部4階ホール 1924年(大正十三年)落成 国 登録有形文化財
御堂筋線・京阪線「淀屋橋」駅9番・10番出口から西へ約100m、鶴屋八幡 隣
〒541-0042 大阪市中央区今橋四丁目4番11号


※大阪倶楽部は本来、会員制社交倶楽部につき、公演当日13:30以前のご入館はお断り致します。


 入場料金(自由席・税込)

¥6,000特典非売CD付き/限定250席※特典CDは当日会場入場時にお渡しします。

※未就学児のご入場はご遠慮願います。
※やむを得ない事情により、出演者・演奏曲目等が変更となる場合でも、 公演中止以外での入場料払戻は
 致しませんのであらかじめご了承願います。


 
 発売開始日
12/1(木) 一般発売開始  
 
 チケットお申し込み


※御座席のご指定はお任せいただきます。
※御支払い方法は銀行振込。(公演日直前の予約に限り当日精算)
※原則的に公演日2日前まで受付可能です。
注:発売開始日当日は、お電話でのご予約が優先されます。



※指定席公演は御座席が指定できます。
※クレジットカード精算が可能です。
※お近くのファミリーマート・セブン-イレブンでチケットが受け取れます。
※システム利用料、店頭発券手数料又は配送料が別途必要となります。
※公演日7日前までで取扱を終了します。



※指定席公演は御座席が指定できます。
※御支払い方法は銀行振込。(公演日直前の予約に限り当日精算)
※公演日前最終営業日まで承ります。(10:00〜18:00/土曜〜15:00 日祝休業)

 
 


どことなくアンティークの写真機のようにも見える楽器、バンドネオン。その見た目とは裏腹に、一般に知られるようになってからはまだ100年余り…と、いわゆるオーケストラで用いられる様々な楽器よりもその歴史はまだ浅く、新しいとも言える。アルゼンチン・タンゴで花開いた楽器ではあるものの、「ヴァイオリンのように歌い、ピアノのように持続音も得意な、タンゴだけにとどめておくのはもったいない楽器」…彼は常々そう語る。
「だからこそ、無限の可能性を秘めている。その可能性を拡げることが、僕の使命…」
風を身体でとらえながら左右71個のボタンを巧みに操り、バンドネオンでクラシック、時にはジャズにも果敢に挑戦してきた。「タンゴ奏者というよりも、バンドネオン奏者と言われたい」…その思いの表れでもある。
2007年3月のデビューリサイタルからほぼ5年の時を経て、確実に進化を遂げてきた三浦一馬のすべてを一夜で披露するライヴのテーマは、やはり、クラシックとタンゴ。前半は特に、バンドネオンという楽器を、人生をかけてヴァイオリンやピアノと同じようなレベルまで昇華させたいという彼の最大の目標を集約させたといっても過言ではないプログラム。後半は、ピアソラと、そのピアソラが認めた三浦の現在の師匠でもあるマルコーニ作品が並び、タンゴの枠をピアノとのデュオで。
アストル・ピアソラ生誕90周年の2011年にキンテート編成ピアソラ・アルバム『ブエノスアイレスの四季』をリリースし、没後20周年にあたる2012年に満を持して挑む集大成ライヴ、三浦一馬の「バンドネオン・ソリスト」。
この楽器の未来を見据える彼の眼差しは、どこまでも真っ直ぐで、力強い。乞うご期待!

 
1月28日 産経新聞 夕刊 掲載記事
11月16日 毎日新聞 夕刊 掲載記事
↑クリックするとご覧いただけます。
   

プログラム
◆J.S.バッハ:
 18のライプツィヒ・コラールより「いと高きにある神にのみ栄光あれ」BWV662 & 664
◆伝カッチーニ:アヴェ・マリア
◆ピアソラ:タンティ・アンニ・プリーマ(アヴェ・マリア)
◆バルトーク(三浦一馬 編):ルーマニア民俗舞曲
◆ヒナステラ(三浦一馬 編):アルゼンチン舞曲集 op.2より「粋な娘の踊り」
◆ブーランジェ(三浦一馬 編):3つの小品
◆ピアソラ:オブリヴィオン
◆ピアソラ:天使のミロンガ
◆ピアソラ(ネストル・マルコーニ編):来るべきもの
◆ネストル・マルコーニ:さよならのワイン
◆ピアソラ:アディオス・ノニーノ
◆ピアソラ:現実との3分間


 
 プロフィール


三浦一馬(バンドネオン)

1990年、東京都世田谷に生まれる。ピアニストの両親とともに幼・小学校の一時期をイタリア(フィレンツェ)で暮らし、現地校に通う。10歳でバンドネオンと衝撃の出会いをし、小松亮太に師事。その後、小松亮太ユニットのメンバーとして、TV朝日系「題名のない音楽会21」に出演のほか、横浜赤レンガ倉庫でのアコーディオン奏者cobaとの共演の模様は、NHK-FMにて放送された。一方、活動の様子が讀賣、毎日新聞などにも大きく取り上げられ、朝日新聞朝刊では『ひと』に掲載され話題となる。

2006年、別府アルゲリッチ音楽祭における、バンドネオン界の最高峰と名高いネストル・マルコーニとの出会いは彼に大きな転機をもたらし、その後自作CDの売上で渡航費を捻出してアルゼンチンに渡り、現在に至るまで氏に師事。ブエノスアイレスRC・OLIVOSより表彰される。平成18年度文化庁新進芸術家国内研修生。平成19年度財団法人ヤマハ音楽振興会演奏活動支援奨学生。

2007年3月には、すみだトリフォニーホール他にてデビュー・コンサートを開催。同年10月、井上道義の上り坂コンサート(井上道義指揮・神奈川フィルハーモニー管弦楽団)にてマルコーニのバンドネオン協奏曲・日本初演をもってオーケストラ・デビュー。

2008年10月、イタリア・カステルフィダルド市で開催された第33回国際ピアソラ・コンクール(XXXIII PREMIO e CONCORSO INTERNAZIONALE Citta di Castelfidardo CAT.M)で日本人初、史上最年少で準優勝を果たすという快挙を成し遂げた。

2009年3月、ビクターエンタテインメント(株)よりデビュー・アルバム『タンゴ・スイート』をリリース。同年7月には、第25回東京の夏音楽祭「ファイナル・ガラ・コンサート」(紀尾井ホール)にて、日本の若き実力・選りすぐりの若手気鋭の一人として、キンテート(五重奏)を率い演奏。8月には大植英次指揮・大阪フィルハーモニー交響楽団とピアソラのバンドネオン協奏曲を共演、その模様はNHK-TVで放送された。

バッハからガーシュウィンまでを編曲・演奏するなど、既成の概念にとらわれない意欲的な取り組みや、バンドネオンの可能性を追求する真摯かつ精力的な活動ぶりが2010年9月NHK「トップランナー」に取り上げられ、再放送となる反響を呼ぶ。

2011年1月、サントリーホールにて開催された「成人の日コンサート」に出演。
同年5月には、別府アルゲリッチ音楽祭に出演し、マルタ・アルゲリッチ女史やユーリー・バシュメット氏、エドゥアルド・フーベルト氏とも共演して話題と絶賛を呼び、自身にとっても大きな転機となった。その後も各氏たちとの親交が続いている。
8月には、藤岡幸夫指揮・関西フィルハーモニー管弦楽団とピアソラの協奏曲を演奏。

コンサート活動の傍ら、テレビ、ラジオ出演も多数。
また、国内外を問わず幅広いジャンルの楽曲を生み出し続けるヒット・メーカー、作曲家・ピアニストの松本俊明が作詞・作曲・プロデュースを手がけた、NHKみんなのうた「エレファン」でバンドネオン演奏を担当(うた:手嶌葵)。2011年1011月の2ヶ月間、NHK総合テレビ・Eテレほかで連日放送。

現在、若手実力派バンドネオン奏者として各方面から注目されている。

(2011年9月現在)

 

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