コジママーク コジマ・コンサートマネジメント  
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KCM Concert Series at Osaka Club No.60

大正時代の洋館建築で味わうヨーロッパ音楽の粋!

ボヘミアの薫り、弦の国チェコが誇る円熟の名カルテット
パノハ弦楽四重奏団
Panocha Quartet
   


◆ドヴォルザーク:弦楽四重奏のための「糸杉」B.152 (抜粋)
◆シューベルト:弦楽四重奏曲 第13番 イ短調 op.29 ,D804「ロザムンデ」
◆スメタナ:弦楽四重奏曲 第1番 ホ短調 「わが生涯より」



2011年 10月31日(月)19:00開演(18:30開場)
会場:大阪倶楽部4階ホール 1924年(大正十三年)落成 国 登録有形文化財
御堂筋線・京阪線「淀屋橋」駅9番・10番出口から西へ約100m、鶴屋八幡 隣
〒541-0042 大阪市中央区今橋四丁目4番11号


※大阪倶楽部は本来、会員制社交倶楽部につき、公演当日18:30以前のご入館はお断り致します。


 
 入場料金(自由席・税込)

●当日一般券:¥6,000
●前売一般券:¥5,000
早期購入券:¥4,0005/20(金) 〜8/31(水)迄、コジマ・コンサートにて限定数取扱

※前売券の販売枚数が会場定員に達した場合は、当日券の販売はございません。
※未就学児のご入場はご遠慮願います。
※やむを得ない事情により、演奏曲目等が変更となる場合でも、 公演中止以外での入場料払戻は
 致しませんのであらかじめご了承願います。


●後援:毎日新聞社

 
 発売開始日
5/20(金) 一般発売開始  
 
 チケットお申し込み
インターネット予約 (イープラス)
※ご予約後、お近くのファミリーマート・
セブン-イレブンでチケットが受け取れます
  電話予約
方法
 
※公演日7日前以後、公演前日まではお電話にてお申し込みください。
       
 
 プロフィール


パノハ弦楽四重奏団
パノハ弦楽四重奏団は弦楽器王国ないしはアンサンブル王国ともいうべきチェコの誇る、代表的なカルテットの一つである。往年のスメタナ四重奏団の育ての親でもあったヨゼフ・ミツカ教授の弟子達、第1ヴァイオリンから順にイルジー・パノハ(‘50年生)、パヴェル・ゼイファルト(‘52年生)、ミロスラフ・セフノウトカ(‘52年生)、ヤロスラフ・クールハン(‘50年生)という顔ぶれで‘68年プラハ音楽院の学生時代に結成、‘71年に正式に活動を開始した。‘80年初来日。
彼らの最初の成功は、‘75年プラハの春国際弦楽四重奏コンクールにおいて栄誉ある最高位を受けたことであった。カルテットは定期的にヨーロッパの殆ど全ての国、またアメリカ、カナダ、ニュージーランド、オーストラリア、日本、イスラエル、メキシコなど外国に於いても演奏会を行い、エジンバラ、ザルツブルク、プラハ、メントン、テルアビヴ、クフモ、モントゼー等の国際フェスティバルに参加している。
また録音の分野では‘76年にはボルドーで金メダル、‘82年にはスプラフォンのゴールド・ディスクを受賞している。‘83年にはマルティヌーの弦楽四重奏曲第4番、第6番の録音に対してパリでアカデミーシャルル十字勲章を受賞している。特にドヴォルザーク、スメタナ、マルティヌー、ヤナーチェクなどのチェコの音楽に重点をおいて活動しているが、ヨゼフ・ハイドン等のウィーン古典派や、バルトークやショスタコーヴィチといった20世紀の作曲家の作品やロマン派の作品もしばしば含まれる。カルテットはスプラフォン・レーベルに数多くの録音があり、ドヴォルザークの弦楽四重奏曲全集も録音した。
日本においては、毎夏に行われる草津夏期国際音楽アカデミー&フェスティヴァルに1998年から毎年招待され、この音楽祭を代表するアーティストとして活躍するほか、全国ツアーを定期的に行い、多くのファンを魅了している。
パノハ弦楽四重奏団はすでにチェコ(ボヘミアン)カルテットに始まり、スメタナ、ヤナーチェク、ウラッハカルテットといった彼らの偉大な先人達が育んできたチェコで伝統的なカルテットとして活動して国際的な名声を勝ち得ている。


イルジー・パノハ(第1ヴァイオリン)
1950年クラドノ生まれ。8歳よりヴァイオリンを始め、はやくも10歳でオーケストラと共演してデビュー。12歳でブラティスラヴァの青年創作活動コンクールに優勝、翌年からミツカ教授に師事。66年から72年までプラハ音楽院に在学。はじめに三重奏団を結成したが、68年にパノハ弦楽四重奏団を結成。独奏者としては69年のチェコ文化省主催独立50周年記念コンクールに優勝し、国内外で多くのリサイタルを行った。さらにプラハ音楽院学生室内オーケストラのコンサート・マスターとしても卓抜な才覚を示し、72年に西ドイツで行われたカラヤン主宰の室内オーケストラのコンクールで第1位金賞を獲得、さらにカラヤンの指揮のもとに行われたコンサート・マスターのコンクールでも優勝した。72年からプラハ音楽アカデミーでスメタナ弦楽四重奏団のアントニン・コホウトに師事。研鑚を重ねる。

パヴェル・ゼイファルト(第2ヴァイオリン)
1952年プラハ生まれ。2歳の頃から天才的な音楽性をあらわし、歌を楽しみながら、音楽学校のピアノ・クラスに入学。あるとき聴いたパノハのヴァイオリンに衝撃を受けて、11歳でヴァイオリンを始め、67年から72年までプラハ音楽院に在学、パノハと同じくチャペク、ミツカ教授に師事し、68年からパノハ弦楽四重奏団に参加、72年から77年までプラハ音楽アカデミーで学ぶ。多才なゼイファルトは13歳でテレビ番組の主役を演じたが、パノハの三重奏団が弦楽四重奏団に拡大されるとき、ミツカ教授の説得で第2ヴァイオリン奏者となり、現在に至っている。

ミロスラフ・セフノウトカ(ヴィオラ)
1952年プラハ生まれ。7歳からヴァイオリンを始める。その後ミツカ教授の勧めでヴィオラを始め、普通中学・高校に通いながらボミール・マリー教授に師事。卒業後、70年から77年までプラハ音楽アカデミーでスメタナ弦楽四重奏団のミラン・シュカンパに師事。病気で辞めたフルージュの後を受けて、71年以来パノハ弦楽四重奏団の一員となった。

ヤロスラフ・クールハン(チェロ)
1950年チェスケー・ブジェヨビツェ生まれ。11歳から本格的に音楽を学ぶ。R.ビーザにチェロの手ほどきを受けた後、66年からプラハ音楽院で学ぶ。在学中は、室内オーケストラのソロ・チェリストとして活躍し、68年からパノハ弦楽四重奏団に参加、72年からはプラハ音楽アカデミーに進む。チェコ・フィルのヨセフ・ネコラのもとで室内楽を学び、プラハ音楽院、音楽アカデミーを通じてヨセフ・フッフロに師事した。

 

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