コジママーク コジマ・コンサートマネジメント  
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KCM Concert Series at Osaka Club No.45

大正時代の洋館建築で味わうヨーロッパ音楽の粋!

ウィーン・フィル コンサートマスターとの音楽的対話を間近に愉しむ貴重なひととき。
フォルクハルト・シュトイデ
(ヴァイオリン/ウィーン・フィル コンサートマスター)
&
三輪郁(ピアノ)
     
  フォルクハルト・シュトイデ   三輪 郁  


◆ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ 第9番 イ長調 op.47 『クロイツェル』
◆R.シュトラウス:ヴァイオリン・ソナタ 変ホ長調 op.18
◆R.シュトラウス(ヴァーシャ・プジーホダ編曲):楽劇『ばらの騎士』より“ワルツ”
                                      (予定)


2010年 5/24(月)19:00開演(18:30開場)
会場:大阪倶楽部4階ホール 1924年(大正十三年)落成 国 登録有形文化財
※大阪倶楽部は本来、会員制社交倶楽部につき、公演当日18:30以前のご入館はお断り致します。


 
 入場料金(自由席・税込)

●当日一般券:¥6,000
●前売一般券:¥5,000
早期購入券:¥4,000 売切
●前売学生券:¥3,000(高校生以下/コジマ・コンサートにて限定枚数取扱)

※前売学生券に関しては、公演当日に身分証明書のご提示をお願いする場合がございます。
※前売券の販売枚数が会場定員に達した場合は、当日券の販売はございません。
※未就学児のご入場はご遠慮願います。
※やむを得ない事情により、出演者・演奏曲目等が変更となる場合でも、 公演中止以外での入場料払戻は
 致しませんのであらかじめご了承願います。


後援:毎日新聞社

 
 発売開始日
12/24(木) 一般発売開始  
 
 チケットお申し込み
インターネット予約 (イープラス)
※ご予約後、お近くのファミリーマートで
チケットが受け取れます
  電話予約
方法
 
※公演日直前のお申し込みは、コジマ・コンサートでの電話予約のみの受付となります。
       
 
 プロフィール


フォルクハルト・シュトイデ(ヴァイオリン)
 1971年ライプツィヒ生まれ。5才よりヴァイオリンを始める。コツブス音楽学校のガブリエル・ツィンケのもとで音楽を学びながら、ESTA(ヨーロッパ弦楽指導者協会)国際ヴァイオリンコンクール入賞、ルートヴィッヒ・シュポア国際ヴァイオリンコンクール特別賞受賞など、数々のコンクールで入賞している。ベルリンのハンス・アイスラー音楽大学にてヨアヒム・ショルツとヴェルナー・ショルツに、その後ウィーンにてアルフレッド・シュタールの各氏に師事。
 数々の国際的なジュニア・オーケストラにおいても活躍し、’92年にはジュネス・ワールド・オーケストラ、’93年にはダスタフ・マーラー・ユーゲントオーケストラのコンサートマスターを務めている。マーラー・オーケストラは彼のウィーンへの第一歩でもあり、またアルフレッド・シュタール氏との出会いの場所ともなった。かつてウィーン・フィルハーモニー管弦楽団のメンバーであったシュタール氏の豊かな経験に基づく貴重なアドバイスに導かれ、’94年ウィーン国立歌劇場管弦楽団のコンサートマスターに23歳という若さで就任。2000年からはウィーン・フィルハーモニー管弦楽団のコンサートマスターを努めている。またトヨタ自動車株式会社主催『トヨタ・マスター・プレイヤーズ・ウィーン』のコンサートマスターとして来日を重ね、日本でも多くのファンを魅了している。
 2002年には自らが主宰するシュトイデ弦楽四重奏を結成。またウィーン・フィルのメンバーで結成されたウィーン・ヴィルトゥオーゼンのコンサートマスターも努め、ソロや室内楽と多方面に渡って活躍している世界トップ奏者である。
 フランクな人柄と豊かな芸術性、非凡な才能は楽団の評価も高く、将来のウィーン・フィルを背負って立つ逸材として注目されている。ヴァイオリンは、オーストリア国立銀行から貸与されている1718年製ストラディヴァリウスを使用。

三輪 郁(ピアノ)
 今、もっともウィーンの薫りを伝え得ると思われる日本人ピアニスト 三輪 郁はウィーン・フィルの首席奏者たちから大きな信頼を得ており、コンサートマスターのライナー・キュッヒル、ライナー・ホーネック、フォルクハルト・シュトイデ、首席フルーティストのヴォルフガング・シュルツ、更にホーネックと首席チェリストのフランツ・バルトロメイ、首席クラリネットのエルンスト・オッテンザマーによる“ウィーン・ゾリステン・トリオ”等と度々共演。 さらにベルリン・フィルの首席奏者 エマニュエル・パユ(フルート)、ラデク・バボラク(ホルン)、更に元首席オーボエ奏者で指揮者でもあるハンスイョルク・シェレンベルガーなどと共演している。

 代々音楽家の家系に生まれ、優れた音楽環境の中で育った三輪 郁は、幼少期からピアノに親しみ、三浦みどり、大島久子、ハンス・グラーフ、ヴォルフガング・ヴァッツィンガー、ハインツ・メディモレックらに師事している。桐朋女子高等学校を経て、ウィーン国立音楽大学及び大学院に学んだ三輪 郁は満場一致の最優秀で修了し、オーストリア政府からその業績が表彰された。
  その後はイタリアのフィナーレ・リグレにおける“パルマ・ドーロ”国際コンクールにおいて審査員全員一致で第一位に選ばれたほか、ドイツ・ドルトムント国際シューベルトコンクールや浜松国際ピアノコンクールなどでも入賞している。

 これを契機にウィーンを拠点とした演奏活動が本格化する。ウィーン楽友協会・ブラームスザールやウィーン・コンツェルトハウスでのコンサートのほか、ドルトムント・フィル、メクレンベルク・シュターツカペレ・シュヴェーリン、ドイツ・ハレ歌劇場管弦楽団、ノルウェー放送交響楽団、オールボー交響楽団、セヴィリア王立交響楽団、ニース交響楽団、ソフィア・フィル、北京交響楽団、広州交響楽団などと共演しており、日本でも新日本フィル、東京フィル、東京シティフィル、大阪センチュリー交響楽団、大阪交響楽団、関西フィル、札幌交響楽団、群馬交響楽団、名古屋フィル、セントラル愛知交響楽団、オーケストラ・アンサンブル金沢、紀尾井シンフォニエッタ東京などと、ソリストとして共演する他、NHK交響楽団や新日本フィルなど日本のオーケストラのコンサートマスター、首席奏者たちとの室内楽コンサートでの数多くの共演を通じての音楽的信頼も厚い。

 東京においては2003年から2006年まで、ウィーン時代のモーツァルトに焦点をあてたコンサートシリーズ『4254日の奇蹟〜ウィーンのモーツァルト』を企画開催し、大きな注目を集めた。ピアノのためのソロ作品のみならず、オペラや管弦楽作品のピアノ版演奏、更にピアノ協奏曲を含む5公演はウィーンの空気をふんだんに吹き込むような演奏で魅了して高い評価を得た。その一方で、テレビ番組化されたドラマ『のだめカンタービレ』(フジテレビ)をはじめ『のだめ』関連のピアノ音楽監修や落語家 春風亭小朝とのコラボレーション、さらにエッセイを出版するなどその活動は多彩を極めている。
 2008年には、初のソロCD『バルトーク:ピアノ作品集』をリリース。さらに2009年秋にはシューベルト作品によるディスクもリリースされた。(発売元:キング・インターナショナル)

 ソリストとして、室内楽奏者として、ウィーンの演奏様式を伝承する魅力溢れる音楽家 三輪 郁は古典から現代における幅広いレパートリーを持つピアニストとして、今後一層の活躍が多いに期待されている。

 

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