プロフィール |
ベルゲン・ユース・オーケストラ UNG SYMFONI
UNG SYMFONIとは、ノルウェー語で、YOUNG SYMPHONYといった意味で、1997年に創設されたフルオーケストラです。団員は約90名、14−25歳で、平均年齢は19歳です。多くの団員の出身地はノルウェー西海岸の港町ベルゲンですが、ノルウェー各地の音楽学校、コンセルバトーリー、グリーグアカデミーの出身者で、ノルウェー各地から集まった精鋭たちです。過去に、ベルギー、チェコ、米国、ロシア(サンクトペテルブルグ)、イタリア(トスカーナ)などで演奏しています。ノルウェー屈指のユースオーケストラと謳われ、レパートリーには、「くるみ割り人形」、「ピーターと狼」、「ポーギーとベス」、「コメディアンのダンス(スメタナ)」「エヴゲニー・オネーギン(チャイコフスキー)などがあります。
シェル・サイム(指揮)
1955年生まれ、1982年にオスロ音楽アカデミー指揮者過程終了。その後、世界各国のマスタークラスで学び、1987年、ストックホルムのノルディック指揮者コンペティションで優勝。1989年以来、Seim氏は、オペラ、バレエの豊富なレパートリーで知られる、ノルウェー・クリスチャンスン・オペラで音楽監督を務めています。シェル・サイム氏は、ノルウェーの管弦楽団及び交響楽団で、度々客演を請われノルウェー・ステイト・オペラや、スカンジナビアの交響楽団らと共に演奏しており、ノルウェー国外での活躍も目覚しく、ドイツでの演奏や、1993年以来、国立台湾交響楽団の客演指揮などが挙げられます。これまでに、スウェーデンのヨンショーピング交響楽団、クリスチャンスン室内管弦楽団、北ノルウェー室内管弦楽団で、指揮を務めていました。氏のレパートリーは非常に広く、主なクラシック、多くのオペラ、バレエ作品に加え、アバンギャルドも含む、20世紀の作品にまでも亘ります。氏は、フィンランド国立バレエでも指揮を務めました。 |
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アレクサンダー・ルィバック(ヴァイオリン)
アレクサンダー・ルィバックは、1986年、当時ソビエト連邦だったベラルーシに生まれる。母はピアニスト、父はバイオリニストという、音楽一家。5歳の時からバイオリンを始め、6歳でノルウェーに移住。2009年のユーロビジョンソングコンテストで、ノルウェー代表として優勝。参加曲”Fairly
Tale”は、ノルウェーの民族音楽に触発されて作った彼のオリジナル作品でした。2009年のノーベル平和賞授賞式のコンサートでも演奏しています。2005年から2008年までUNG
SYMFONIのコンサートマスターを務め、今回の来日公演にも参加いたします。 |
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ソノコ・ミリアム・シマノ・ウェルデ(ヴァイオリン)
ソノコ・ミリアム・シマノ・ウェルデは、1996年生まれ。父はノルウェー人、母は日本人。5歳の時、ミネソタでバイオリンのレッスンを受けた後、Britta
Sk_rby-Vindenesに師事、ベルゲンで学び続ける。2006年から、オスロの音楽学校、Barratt Due Institute
of Music で、Alf Richard Kraggerudに学ぶ。その後も、ロンドンのRazumovsky Academy や、数々のマスタークラスに参加、研鑽を重ねました。ソノコ・ミリアム・シマノ・ウェルデ
は、2006年のノルウェー・ユース・音楽コンペティションで優勝した他、2007年のコチアン・バイオリン・コンクールで2位受賞、2005年、2006年には、ベルゲンフィルハーモニーでソロバイオリニストを務めている。また、2007年には、ベルゲン国際フェスティバルで、ユースオーケストラにおいてソロバイオリニストとして演奏。その他、数々のオーケストラでソリストとして活躍しています。ユース・オーケストラは、10周年記念コンサートでも、再び彼女にソロ演奏を依頼しました。
彼女はValdres Summer Symphony Festivalに定期的に参加、また、Margess International of
Switzerlandにも参加し、チューリヒの公式コンサートのソリストとして抜擢されました。
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エアレン・トールシェン(チェロ)
ノルウェー音楽アカデミーでGeir Tore Larsen に師事。アカデミーの、優秀者プログラムに2006年から参加、室内管弦楽団でプリンシパル・チェリストを務める。2006年から、ノルウェー・ユース交響楽団で演奏し、2009年からは、プリンシパル・チェリストととして活躍。2006年に、ノルウェー・音楽芸術カウンシルから奨学金を得、現在、Sandefjord
Junior college の2年生。2009年から、UNG SYMFONIの団員となる。 |
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アレクサンダー・ウルリクセン(パーカッション)
ベルゲンのLanghaugen Junior College の音楽科の最終学年在学中。
Gard Garshol, Hakon Karveit, やPeter Kates に師事。2008年、グリーグアカデミーの優秀者プログラムに参加、2009年11月、ノルウェー・ユース・音楽コンクールにて優勝、奨学金を得る。Valdres
Summer Symphony Festival では、ノルウェー空軍楽団でもソリストとして活躍。アレクサンダーは、ベルゲン音楽・芸術学校で、Rolf
K. Seldal に師事、2004年以降、UNG SYMFONIにも参加。ベルゲン交響吹奏楽団にも所属している。 |
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ソフィア・ドゥダエヴァ(フルート)
ロシア南部のピャチゴルスクで生まれる。15歳の時、音楽教育・国家プログラムの対象者となり、家族と共に、モスクワに移る。その後、ノルウェーのManger
Folk High School で学び、ベルゲンのグリーグアカデミーの最終学年に在学中。Gro Sandvik に師事。在学中に、数々の国際音楽コンクール、フェスティバル、サマーアカデミー、マスタークラスに参加。2006年以来、UNG
SYMFONIの団員となる。フルートの他、読書や語学学習、旅行、友人たちとのクッキングが趣味という。 |
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