コジママーク コジマ・コンサートマネジメント  
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KCM Concert Series at Osaka Club No.26

大正時代の洋館建築で味わうヨーロッパ音楽の粋!

“チェロ・ソナタの醍醐味”2008
 
           
  チェロ:山崎 伸子 ピアノ:ワディム・サハロフ  


◆バッハ:無伴奏チェロ組曲 第1番 ト長調 BWV1007
◆シュニトケ:チェロ・ソナタ 第1番 作品129
◆コダーイ:チェロ・ソナタ ヘ短調 作品4
◆プロコフィエフ:チェロとピアノのソナタ ハ長調 作品119



2008年 11/17(月)19:00開演(18:30開場/終演予定時刻 20:45頃)
会場:大阪倶楽部4階ホール 1924年(大正十三年)落成 国 登録有形文化財
※大阪倶楽部は本来、会員制社交倶楽部につき、公演当日18:30以前のご入館はお断り致します。


 入場料金(自由席・税込)

早期購入券:¥3,000(6/6(金)〜8/6(水) 迄、コジマ・コンサートにて限定数取扱)
●前売一般券:¥4,500 ●当日券:¥5,500
前売シニア券(65歳以上)・学生券¥3,000(コジマ・コンサートにて限定枚数販売)

※前売シニア券、前売学生券に関しては、公演当日に身分証明書のご提示をお願いする場合がございます。
※前売券の販売枚数が会場定員に達した場合は、当日券の販売はございません。
※未就学児のご入場はご遠慮願います。
※やむを得ない事情により、出演者・演奏曲目等が変更となる場合でも、 公演中止以外での入場料払戻は
 致しませんのであらかじめご了承願います。


●後援:毎日新聞社

 
 発売開始日
6/6(金) 一般発売開始  
 
 チケットお申し込み
電話予約   インターネット
予約 (eplus)
 
 

※公演直前のお申し込みは、コジマ・コンサートでの電話予約のみの受付となります。

 
 プロフィール
山崎 伸子(チェロ)
 広島生まれ。「子供のための音楽教室」広島分室を経て、桐朋女子高等学校音楽科、同大学音楽学部卒業。齋藤秀雄、レイヌ・フラショー、堤剛、安田謙一郎、藤原真理各氏に師事。
 第1回民音室内楽コンクール第1位、第44回日本音楽コンクール・チェロ部門第1位。卒業後、文化庁海外派遣研修員として、2年間ジュネーブでピエール・フルニエに師事。
 帰国後は日本国内の主要オーケストラとの共演、リサイタル、室内楽のほか、サントリーホール・オープニングシリーズでイギリス室内管との共演をはじめ、スイス・ロマンド管や、バンベルク響のソリストに選ばれるなど、活躍を続けている。また、カザルスホール主催のチェロ連続リサイタルでも卓越した音楽性が高く評価された。さいたまアーツシアター・カルテットの主軸として、ベートーヴェンの弦楽四重奏全曲に取り組むなど、室内楽においても卓越した音楽性を発揮している。最近では、マルタ・アルゲリッチ、堀米ゆず子等とサントリーホールにて共演。「見事に自身の歌を聴かせて情感の幅をより豊かに、またふくよかにしてくれた山崎の充実ぶりも驚異的だった。感動と同時に感謝である。」(諸石幸生:音楽の友2005年3月号より)
 1987年「村松賞」、「グローバル音楽賞第1回奨励賞」受賞。現在、東京藝術大学准教授。


ワディム・サハロフ(ピアノ)
1946年カスピ海沿岸の町バクーに生まれる。幼少の頃より音楽的な才能を示し、
16歳でモスクワ音楽院に入学。卒業後、国立モスクワ音楽院にて名ピアニストで音楽学者のヤコブ・ミルシテインに学ぶ。在学中から秀でた才能は広く認められ、S.ネイガウス、J.ミルシテインなど著名な教授たちは不在の時の授業を任せていたという。
旧ソビエト圏内で活躍を開始し、先進的個性を持つピアニストとして知られ、当時、演奏が禁止されていたメシアン、シルヴェストロフ、シュニトケなどの作品を演奏し続けていた。しかし政府から敵意を持たれ、非難の対象となる要因にもなった。このような状況の中にあって、他のピアニストの演奏会になど滅多に出掛けることのなかったエミール・ギレリスは、サハロフの演奏会にだけは足を運び、自らの演奏会にも同じ曲目を取り入れておこなっていたといわれる。そしてギレリスのサハロフに対する賞賛と友情は年齢差を越えて熱く注がれ、やがてD.オイストラフ、ユーリ・エゴロフ、レフ・オボーリン他、幅広い親交へと繋がり、共産主義の息苦しい中で大きな支えとなった。
1989年フランスに移住してからのサハロフは、ヨーロッパ各地のコンサート、音楽祭にたびたび招かれるようになった。1992年にはギドン・クレーメル、クリストフ・エッシェンバッハ、バンベルク交響楽団一行とバルト三国を演奏旅行。ギドン・クレーメルには「ギレリス、リヒテルの後を継ぐ本格派ピアニスト」と賞賛され、室内楽グループ「クレメラータ」との共演や、彼のデュオパートナーとして多才な演奏活動を展開している。また、ヴェンゲロフ、トレチャコフ、レーピン、モニゲッティ等との共演、ソリストとしてもバシュメット室内管弦楽団、ヨーロッパ室内管弦楽団、イギリス室内管弦楽団、ロンドン交響楽団などに招待され、その独特の個性と豊富なキャリアを開花させている。特にクレーメルとは録音でもたびたび共演し、室内楽のメンバーとしても数回来日している。最近では2000年11月にヨーヨー・マとの共演で日本ツアーを行い、得意とするショスタコーヴィッチを始め、名演が各地で絶賛された。
作曲家シュニトケは「彼は何よりも偉大な音楽家である」と称え、ある批評家は「サハロフがリサイタルを開くときは、なにもかもやめて聴きにいくべきだ。彼は激しい、不思議な演奏才能の持ち主である」(ザ・タイムス)とまで言わしめている。
 

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