コジママーク コジマ・コンサートマネジメント  
 東京:03-5379-3733/大阪:06-6241-8255/名古屋:0570-00-0758 (平日10:00〜18:00/土10:00〜15:00/日祝休業)
 
 
KCM Concert Series at Osaka Club No.14

1924年(大正十三年)落成の名建築(国 登録有形文化財)に響く!


漆原朝子(ヴァイオリン)のウィーン紀行
シューマンやブラームス、さらに20世紀作品演奏でも絶賛の名手によるウィーン・プログラム。
アーティストの息づかいが間近に感じられる貴重な体験!
名演奏に浸り、巻き込まれてゆく至福のひととき!
漆原朝子
   
  ヴァイオリン:漆原 朝子 ピアノ:三輪 郁  


◆モーツァルト:ピアノとヴァイオリンのためのソナタ ヘ長調 K.376
◆シューベルト:ヴァイオリンとピアノのためのソナティネ 第2番 イ短調 op.137-2, D385
◆ウェーベルン:ヴァイオリンとピアノのための4つの小品 op.7
◆クライスラー:愛の悲しみ
◆シューベルト:幻想曲 ハ長調 op.159, D.934



2007年 6/7(木)午後7時開演(午後6時30分開場)
会場:大阪倶楽部4階ホール
※大阪倶楽部は本来、会員制社交倶楽部につき、公演当日午後6時以前のご入館はお断り致します。

 入場料金(全席自由・税込)  

●前売一般券:¥4,500 ●当日券:¥5,500
前売シニア券(65歳以上)・学生券¥3,000(コジマ・コンサートにて限定枚数販売)

※前売シニア券、前売学生券に関しては、公演当日に身分証明書のご提示をお願いする場合がございます。
※前売券の販売枚数が会場定員に達した場合は、当日券の販売はございません。
※未就学児のご入場はご遠慮願います。
※やむを得ない事情により、出演者・演奏曲目等が変更となる場合でも、 公演中止以外での入場料払戻は
 致しませんのであらかじめご了承願います。


●主催:毎日新聞社、コジマ・コンサートマネジメント

 発売開始日
2007年 1/20(土) AM10:00〜 一般発売開始  
             
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 プロフィール

漆原 朝子(ヴァイオリン)
 日本を代表する国際的ヴァイオリニストの一人である漆原朝子は東京芸大付属高校在学中に第2回日本国際音楽コンクールにおいて最年少優勝並びに日本人作品最優秀演奏賞を受賞し、一躍内外の注目を集めた。
東京藝術大学に入学した翌年、文化庁芸術家在外研修員としてジュリアード音楽院に留学。
 ヴァイオリンを徳永二男氏、ドロシー・ディレイ女史らに師事。
 88年、NHK交響楽団定期公演でのデビューに引き続き、ニューヨークでリサイタル・デビューを行い、ニューヨーク・タイムズ紙で『1920年代の巨匠を思わせる演奏』と高く評価され、翌年のケネディ・センターでのリサイタルでは、ワシントン・ポスト紙に『恐るべき才能』と絶賛された。さらにマールボロ音楽祭では、名手 リチャード・グード等との共演に加えて、往年の巨匠ルドルフ・ゼルキンに認められて共に演奏する。尚、この演奏会はゼルキンにとって生前最後の公演となった。
 その後は ホルスト・シュタイン、フェルディナント・ライトナー、ジャン・フルネ、ガリ・ベルティーニ、エサ=ペッカ・サロネン、ズデネェク・マーツァル(マカール)、イルジー・ビエロフラーヴェク、ハンス・ツェンダー等の指揮者や、ボルティモア響、ハンガリー国立響、プラハ放送響、ロイヤル・リヴァプール・フィル、モスクワ国立響、サンクトペテルブルク響、ミルウォーキー響、南西ドイツ放送響、ミュンヘン室内管弦楽団、ワルシャワ・フィル等との共演に加え、リサイタル・ツアーも数多く、92年ウィーン・ムジークフェラインザールでのリサイタル以後は次第にヨーロッパでの活動が活発化し、ザルツブルク、ルツェルン、ウィーン芸術週間、シュヴェッツィンゲン、ベルリン・ビエンナーレ、パリの秋、ダルムシュタットなどの音楽祭にも度々登場。また、日本でもN響をはじめとする主要オーケストラから度々招請を受けるなど、常に高い評価を得ている。
 これまでに、第4回アリオン賞(87年)、モービル音楽賞奨励賞(90年)等を受賞。また、CDも古典から現代前衛作品に至る、非常に広範なレパートリーを多数リリースしているが、2002年に行われ、各方面から注目と賞賛を得た『漆原朝子のシューマン〜ヴァイオリンソナタ全3曲&3つのロマンス』のコンサートライヴCDを2003年6月にリリースし、作品の再評価を大きく促す名演、演奏家としてのめざましい充実などと非常に高い評価を得ている。
 さらに、2004年 その続編として開催された『漆原朝子のブラームス〜ヴァイオリンとピアノのための作品完全全曲演奏会』も新聞評などで絶賛を博し、この模様もやはりディスクとして2005年6月にリリースされ、同様に高い評価を得ている。
 近年、その内面性を追求した真摯な演奏は注目を集めており、比類ない境地への更なる深化が大いに期待されている。
 2005年 東京藝術大学助教授に就任。


三輪 郁(ピアノ)
 桐朋女子高校音楽科卒業後、ウィーン国立音楽大学および同大学院を首席で卒業。1989年フィナーレ・リグレ国際コンクール・ピアノ部門で第1位。これまで東京フィルハーモニー交響楽団、東京都交響楽団、東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団、日本フィルハーモニー交響楽団、オーケストラ・アンサンブル金沢、大阪センチュリー交響楽団ノルウェー放送交響楽団など国内外の主要オーケストラと多数共演をしている。またベルリン・フィル、ウィーン・フィル等の首席奏者と多数共演を行っている他、「ウィーン・ゾリステン・トリオ」のピアニストとしても活動をしている。2003年6月から「モーツァルト連続演奏会4254日の奇蹟〜ウィーンのモーツァルト」を始め、2006年のモーツァルト・イヤーに向けて計5回の演奏会を展開している。 アンサンブル・ピアニストとして、またソリストとして両方の資質を兼ね備えたピアニストとして高い評価を得ている。2004年には初の書き下ろしエッセイ「やっぱりピアノが好き!」が土曜美術社出版販売より発売中。



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