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“チェリストとして素晴らしいだけでなく、驚くべき音楽家である。” サー・アンドレ・プレヴィン
  オーレン・シェヴリン(チェロ)Oren Shevlin (Cello)  
  1998年〜 ケルンWDR交響楽団(旧称=ケルン放送交響楽団)ソロチェリスト。
2001年  ロストロポーヴィチ国際チェロ・コンクール第2位グランプリ。
     

1969年イングランドのオールダム生まれ。チータム音楽学校と王立ノーザン音楽大学(マンチェスター)でラファエル・ゾマー、ボリス・ペルガメンシコフ、フランス・ヘルメルソンらに師事。ロンドンのギルドホール音楽学校、及びケルン音楽大学を、共に最優秀で修了。1996年にヘルシンキのパオロ国際チェロ・コンクールで第2位を、また2001年のロストロポーヴィチ・チェロ・コンクールでは第2位グランプリを獲得。

1998年以来ソロチェリストを務めるケルンWDR交響楽団(旧称=ケルン放送交響楽団)と幾度となくソロ演奏を行うほか、ソリストとしてフィンランド放送交響楽団、ギュルツェニヒ管弦楽団、新モスクワ・フィルハーモニー管弦楽団、ヘルシンキ・フィルハーモニー管弦楽団、ケルン室内管弦楽団、ドイツ室内アカデミー、ポーランド室内管弦楽団、パリ管弦楽団、フランス国立管弦楽団などと共演してきた。ナクソスからヨーゼフ・ハイドンの作品をリリースしている。またロンドンのウィグモア・ホールでも演奏を重ねてきた。

ソリストとしては、サー・アンドレ・プレヴィン、ミハイル・ユロフスキ、エリアフ・インバル、ペーター・ルンデル、ユッカ=ペッカ・サラステ、クリストフ・エッシェンバッハ、エミーリオ・ポマーリコ、ローター・ツァグロゼク、オリヴァー・クヌッセンといった多くの指揮者たちと共演している。

室内楽では、自身が率いるピアノ・トリオ、シェヴリン・トリオでの活動に加え、これまでにピンカス・ズーカーマン、ファジル・サイ、ルノー・カピュソン、ヴォルフガング・クリスト、クリスティアン・ゲルハーヘル、オーリン・クァルテットといった演奏家たちと共演してきた。デュオのパートナーである芦川真理子と組んで、ミュンヘン国際音楽コンクールのチェロ・ピアノ・デュオ部門で入賞している。

2011/2012シーズンで特筆すべきは指揮者エミーリオ・ポマーリコとの共演で、ルイージ・ダッラピッコラ作《ディアロギ》をその指揮で録音している。2013年には〈ヴィッテン音楽祭〉(ドイツ)に出演し、またハインツ・ホリガー指揮でCD録音したシューマンのチェロ協奏曲は高く評価されている。2014年にはフランコ・ドナトーニのチェロ独奏作品をエディツィオーン・ツァイトクラング(レーベル)からリリースした。2015/2016シーズンにはティアンワ・ヤン、ニコラス・リマーとピアノ・トリオで共演。また2017年には〈新しい室内楽のためのヴィッテン音楽祭〉で、マルコ・ストロッパ作曲のチェロと室内オーケストラのための協奏曲の世界初演。

2022年 7月にはNHK交響楽団主催「N響 Music Tomorrow 2022」にソリストとして招かれ、岸野末利加:チェロとオーケストラのための「 What the Thunder said /雷神の言葉」(2021) [第69回尾高賞受賞作品・日本初演]とドナトーニ:チェロ独奏のための「Lame」を演奏し絶賛を博す。

シェヴリンは、室内楽のコンサートシリーズである〈ケルンのための室内楽〉の創立メンバーの一人。使用楽器はマッテオ・ゴフリラー1730年製と、希少なジョン・フレデリック・ロット1850年製。
2019年よりヴュルツブルク音楽大学教授を兼務している。

「技術的に非常に高い能力を持ち、それが洗練されたスタイルや、深い音楽性、情緒面の一貫した誠実さ、そして知的厳粛さと調和している芸術家が、時折現れることがある。
オーレン・シェヴリンはそんな芸術家である。
冒頭から、(略) シェヴリンが並外れた深さと才能を備えた音楽家であることが明らかであった。(略) シェヴリンによるコダーイの無伴奏チェロ・ソナタop.8の演奏は衝撃的だった。」
英The STRAD誌 2000年9月号


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オーレン・シェヴリン NEWS

雑誌掲載記事

'22. 7/5(火)
“KCM Concert at The Phoenix Hall, Osaka”
The 25th Anniversary Series by Kojima Concert Management
オーレン・シェヴリン チェロ・リサイタル 2022
あいおいニッセイ同和損保ザ・フェニックスホール




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Oren Shevlin plays
Tchaikovsky Pezzo Capriccioso
Lutoslawski Cello Concerto
Oren Shevlin
   
 
Johannes Brahms Sonata for
'Cello and Piano Op 38 E minor,
Oren Shevlin & Mariko Ashikawa
Robert Schumann 5 Stücke
im Volkston Op.102,
Oren Shevlin & Mariko Ashikawa
   
 
Edvard Grieg Sonata for Cello and
Piano in A minor Op 36,
Oren Shevlin & Mariko Ashikawa

Edward Elgar Salut d'Amour -
Oren Shevlin & Mariko Ashikawa
   


芦川真理子(ピアノ)
 6歳半よりピアノを岡本滋子氏に師事。ピティナヤングピアニストコンペティション、北日本ピアノコンクールで入賞。
 東京都立芸術高校を経て、東京藝術大学音楽学部器楽科ピアノ専攻に入学。揚 麗貞、米元えり、梅谷進、安川加寿子、国府弘子(ジャズピアノ)の各氏に師事。
 芸大在学中よりテレビ、ラジオ出演、アンサンブルなどで全国各地演奏活動。同大学卒業後、ドイツのケルン国立音楽大学に留学。パヴェル=ギリロフ氏に師事。ディプロマ取得。国家演奏家試験合格。ヴッパータールピアノコンクール(1991)で入賞。チャイコフスキー国際コンクール(1994)にて最優秀伴奏者賞を受賞。
 現在はケルン国立音大で非常勤講師を務めるかたわら、ドルトムンダー・クラヴィアデュオとして、またチェリスト オーレン=シェヴリンとのデュオ活動、各地音楽フェスティバルでの演奏、オーバーベルギッシュクライスシンフォニーオーケストラ グンマースバッハ管弦楽団などオーケストラとの協演、CD録音、国営ラジオ放送に出演など、ヨーロッパを中心に活動している。

 

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