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| 現代の日本において、多くの内外の著名音楽家達から、そして多くの聴衆から常に高い信頼を得ている音楽家の一人として、迫 昭嘉の名前を挙げることに異を唱える人はおそらくいないであろう。 迫 昭嘉はピアニストとしての才能をすでに早くから開花させていたが、音楽への関心は単にピアノ作品のみにとどまらず、室内楽、管弦楽、更にはオペラ作品に至るまで極めて広範であり、東京藝術大学在学中にはピアノを中山靖子氏に師事する一方で、佐藤功太郎氏に指揮法を師事している。 1980年 東京藝術大学大学院でクロイツァー賞を受賞。第35回ジュネーヴ国際コンクール最高位(1位なしの2位)、東京国際音楽コンクール室内楽部門第1位。 東京藝術大学大学院修了後はドイツ政府給費留学生としてミュンヘン国立音楽大学マスタークラスでクラウス・シルデ氏に師事。そして1983年スペインの第27回ハエン国際コンクール第1位並びにスペイン音楽賞を受賞し、内外の注目を集めて以来、その活動領域はヨーロッパはもとより、カナダ、アジアにまで及んでいる。 NHK交響楽団をはじめとする国内の主要なオーケストラやスロヴァキア・フィル、プラハ放送交響楽団、プラハ交響楽団、香港フィルなどとの共演のほか、室内楽奏者としても、内外の一流演奏家たちと数多く共演し、いずれも高い評価と信頼を得ており、チェリスト上村 昇氏とのデュオでは1998年度 ABC国際音楽賞も受賞している。 2001年には、デビュー20周年を記念して、1月〜12月に神戸新聞松方ホールで、さらに同年11月〜2003年9月にかけて、東京・第一生命ホールでも『ベートーヴェン:ピアノソナタ全曲チクルス』(全8回)を行っており、いずれも新聞・雑誌等で取り上げられるなど、話題と反響を呼んでいる。尚、神戸でのチクルスはカメラータ・トウキョウがライヴレコーディングを行い、2003年7月より、2005年8月にわたり『迫 昭嘉:ベートーヴェン:ピアノソナタ全集』として順次リリース。全てのディスクが『レコード芸術』誌等で特選盤・推薦盤に輝くなど極めて高い称賛を得ており、ドイツ・ピアニズムの本流を継承する名手としての絶対的評価を確立した。 1999年に九州交響楽団を指揮。2000年には東京シティ・フィル定期演奏会に登場し、ブラームスの交響曲などを指揮して、ピアニストとして、室内楽奏者としての豊富な経験に裏づけされた緻密な音楽作りが大きな話題となった。 2002年と2004年には話題の名ソプラノ、ディミトラ・テオドッシュウ オペラ・アリアコンサートを指揮して、オペラについての深い造詣と優れた手腕が改めて浮き彫りにされ、注目を集めた。 最近では、東京都交響楽団、新日本フィル、京都市交響楽団、札幌交響楽団、大阪センチュリー交響楽団、名古屋フィル、神奈川フィル、関西フィルなどの指揮台にも登場しており、この分野での今後の動向にも注目が集まっている。 現在、東京藝術大学教授、東京音楽大学講師。 |
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| (2008年 8月現在) | |||||||||||||
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