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エイドリアン・リーパー(指揮)Adrian Leaper  
 

   

“プロコフィエフ「交響曲第5番」は、リーパーの良い意味での職人的手腕が見事に発揮された快演。ここでもオケのバランスの良さが際立っており、輝かしさのなかにもしなやかさを失わない響きが魅力的。トゥッティも刺激的にならず、のびのびとフォルテが響き渡る。第2楽章や終楽章での生き生きとしたリズム、緊張感を失わずに最後まで追い込んでいくスピード感など、プロコフィエフならではの痛快さを存分に味わわせてくれた。”
札幌交響楽団2011年1月定演 『音楽の友』(本堂知彦)

 エイドリアン・リーパーは、マドリードのスペイン放送交響楽団・合唱団(RTVE)の首席指揮者兼芸術監督と、その前にはグラン・カナリア・フィルハーモニー管弦楽団の首席指揮者を、合わせて20年近くにわたり務めるという輝かしい経歴を持つ。マンチェスターのハレ管弦楽団のアシスタント指揮者(任期5年)としてキャリアをスタートし、そこではシーズン30回近くのコンサートを振るようになっていた。これまでに在ロンドン主要4オーケストラの全て、モスクワ交響楽団、ウィーン交響楽団、プラハ交響楽団、また英国、ドイツ、ポーランド、チェコ、アイルランド、ノルウェーなど多くの国の放送交響楽団、スイス・ロマンド管弦楽団やマルメー交響楽団、ザルツブルク・モーツァルテウム管弦楽団、ワルシャワ・フィル、ロイヤル・リヴァプール・フィル、マレーシア・フィルなどを指揮してきた。他方でスペイン各地でセビリア市管弦楽団、マラガ市管弦楽団、ガリシア・レアル・オーケストラなどとの活動のほか、グラン・カナリア・フィルとも緊密な関係を続けている。

 リーパーのレパートリーは時を経て広がり、クラシックの中核作品にとどまらず、シベリウス、ヤナーチェク、エルガー、ドヴォルジャーク、マーラーなどをカバーし、加えてスペインの作曲家の作品にも深い理解を寄せる。更にはストラヴィンスキーの《春の祭典》、バルトークの《中国の不思議な役人》、マルティヌーの《聖フランチェスカのフレスコ画》、ショスタコーヴィチの《交響曲第1番》、ヤナーチェクの《イェヌーファ》(ソリストはエヴァ・ウルバノヴァー、ナンシー・グスタフソン)などでも目覚ましい成功を収めている。また、ロストロポーヴィチ、フェリシティ・ロット、ギャリック・オールソン、ルドルフ・ブッフビンダー、ミッシャ・マイスキー、フランク・ペーター・ツィンマーマン、アリシア・デ・ラローチャ、ピエール・アモイヤル、エルンスト・コヴァチッチ、チョーリャン・リン、アンネ=ゾフィー・フォン・オッターといったトップ・アーティストたちとも共演を重ねている。この並々ならぬ幅の広さは、これまでに録音された80枚近いディスコグラフィにも表れている。そのほとんどがアルテ・ノーヴァ、ASV、ナクソス/マルコ・ポーロ、ラ・モータ・デ・ポルヴォといったレーベルから出ており、マーラー、シベリウス、ニールセン、ドヴォルジャークの一連の交響曲を含むクラシックのスタンダード作品から、ロシアや中欧の主要作品、イギリスのコンサートでの人気曲やライト・クラシックまで網羅する。またASVからスペインの20世紀音楽が出ており、その中にはグラナードス、エルネスト・アルフテル、ロードー、オブラドルス、コンラド・デル・カンポらの作品の初録音も含まれている。
 
(2018年 7月現在)

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Sinfonía no 4 "Italiana"
(IV: "Saltarello. Presto"). OSRTVE. Dir.
Misa de Requiem ("Dies Irae").
Giuseppe Verdi. OSCRTVE. Dir.
Witold Lutoslawski - Cello Concerto
(Fan - OSRTVE - Leaper)
 

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