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ダミアン・イオリオ(指揮)Damian Iorio (Conductor)

ムルマンスク・フィルハーモニー管弦楽団 芸術監督兼首席指揮者(1999年〜2005年)
英国ミルトン・キーンズ・シティ・オーケストラ音楽監督(2014年〜)
   

イオリオ コンサートヴィデオ・ダイジェスト

イオリオ オペラヴィデオ・ダイジェスト

イオリオ 音源映像資料

「見事な演奏だった。…エキサイティングでドラマティック、且つ思慮に富み内省的であった。ひとつの演奏をこの4つの形容詞で表現するとはなかなか思いつかないことだが、でも実際そうであったのだ。イオリオはロイヤル・リヴァプール・フィルハーモニー管弦楽団をうまくのせて実に多くのものを引き出しおり、そしてそれがうまく機能していた。」

 共に音楽家であるイタリア人とイギリス人の両親の下、ロンドンの著名な家庭に生まれたダミアンは、精力的で天賦の才に恵まれた指揮者であり、国際的に活躍している。ロイヤル・ノーザン音楽大学とインディアナ大学で学んだ後、プロとしてのキャリアはヴァイオリニストとしてスタート。デンマーク国立放送交響楽団に在籍する傍ら、サンクトペテルブルク音楽院で指揮を学んだ。

 これまでにロンドン・フィルハーモニー管弦楽団、サンフランシスコ交響楽団、サンクトペテルブルク・フィルハーモニー交響楽団、オランダ放送フィルハーモニー管弦楽団、デトロイト交響楽団、BBC交響楽団、ロイヤル・リヴァプール・フィルハーモニー管弦楽団、ベルギー国立管弦楽団、ローザンヌ室内管弦楽団といった世界の著名オーケストラで指揮してきた。直近の活躍にはロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団とフィルハーモニア管弦楽団との共演などがある。

 オペラでの最近の活動としては、ウェールズ・ナショナル・オペラでの《魔笛》、パリ国立オペラでの《ボリス・ゴドノフ》など。パリ国立オペラでは過去にスメタナの《売られた花嫁》も振っている。他にも、グラインドボーン音楽祭、ボン歌劇場、ノルウェー国立オペラ、ヘリコン・オペラ(モスクワ)などで指揮。更に、マイケル・ナイマンの《妻を帽子と間違えた男》のロシア初演も手掛けており、これはゴールデン・マスク・フェスティバル(ロシア)においてベスト・オペラ・プロダクションにノミネートされた。

 2014年から2019年まではミルトン・キーンズ・シティ・オーケストラ(英)の音楽監督を務めた。それ以前にはムルマンスク・フィルハーモニー管弦楽団(露)の芸術監督兼首席指揮者も経験しており、同楽団がオペラ、コンサート両面で成功と発展を遂げたのはイオリオの貢献によるところが大きい。

 ダミアンは音楽教育に熱意を傾けており、「誰もが音楽にアクセスする権利」の擁護者でもある。これまで世界中でさまざまな教育プロジェクトに携わってきた。また、英国の国立青少年弦楽オーケストラの音楽監督も務めている。
 ディスコグラフィに関しては、ナクソスでの多くの録音が高く評価されている。音楽専門誌「ル・モンド・ドゥ・ラ・ミュジーク」の権威あるショック賞も受賞している。RAI国立交響楽団との共演による新盤については、クラシック音楽専門サイトのレコーズ・インターナショナルによって、「…ここ数年ナクソスから出た中で最高のもの」との評価を受けている。

 2021年、このコロナ禍の最中に、ダミアンはスフェーラ・パブリッシングを設立。これはオリジナル譜の最新の校訂版を基に弦楽合奏用に編曲された楽譜に特化した出版社である。

 その音楽での功績によって、サンマリノ共和国からサンタアガタ騎士勲章を授与されている。また、趣味はサイクリングで、中でも山でのライディングが大好きである。

(2021年4月現在)

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